Thinking 考え
2012謹賀新年
新年が明けて、今年の抱負を考えてみるけど、仕事など日常のことはここには記さず手帳にでもメモしておくことにして、取りあえず今考えていることをそのまま出しておきます。
自分を美化しすぎず、ありのままを多角的に観るように心がけたい。そしたら偏っているかもしれない自分に気がつくことができるかもしれないし、そしたらそこで考えを正しながら一歩ずつ進んでいきたい。自分の意見を持つことはとても大事なことだと思うけど、それが間違っていたり偏っていたりするとしたら、途端に拠り所をなくして先の人生が不安になってしまう。昨年の災害から一段とこの時代が不安定で様々な問題を抱えているということが分かってきたけど、今生きている私たちが今の時代をどれだけ自覚し正して、幸せな未来に向かっていけるのか。。。それはとても疑問だけど、とにかく自分に出来る目の前にあることを一つ一つやっていきたいと思います。
(2012.01.04)
言葉-2
Columnを新設しました。
「表現する」ということがなんとなく気恥ずかしく感じていましたが、これからあまり気張りすぎずに生きていくためにも、自己主張というのではなく、何も語らずというのでもなく、日々感じたこと、考えていることなどを備忘録としてここに書き留めていきたいと思います。
(2011.01.13)
言葉-1
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
溢れ出る情報が日々更新され必要な情報は検索すればなんでも出てくる、そんなインターネットを毎日のように見る生活はいつから始めたのか、ほんの少し前だと思うのですが、今ではもう完全に生活の中に入り込み、なくてはならないものとなってしまいました。そんな中、日常何も気にせずに使っていた「言葉」が、とても大事なものであることに気がついたのは、つい最近のこと。これまではむしろ言葉で説明することなんて、なんとなくまどろっこしく、押し付けがましいことだと考えていました。そう考えていたから、私達の背後にあるもの、言葉より前にある空間とか建築の力の可能性に惹かれて、この世界へ入っていったという思いさえありました。でも人は何かを認識する時、視る、聴く、触る、味わう、嗅ぐ、といった五感と同じくらい、「言葉」で説明されることで理解し、納得することもあるのだということに、今更ながらはたと気がついたのでした。特に「言」の「葉」が吹き荒れる現代社会では、ある事柄について共通の認識を持つために、特に注意深く「言葉」を使い、相互理解をする必要があるということを感じています。
「言葉」の重要性に気付き、幼い頃から読書をあまりしてこなかったことを深く深く反省して、10才から始める気持ちで、最近図書館で児童文学から少しずつ読み始めています。いざ読み始めてみると、子供が読む児童文学の世界がどんなに素晴らしいものか、この年になり初めて知ることができました。ほんとに子供の頃にこれらの本に触れていたら、もう少しまともな成長をしていただろうに、、と思いつつも、いや今からでも遅くはない、これからいい本とめぐり合いながら少しずつでも成長をしていきたいと思います。
(2011.01.03)

酒井抱一「柿に鳥図」
建築-1
建築のお仕事をさせていただき15年ほどになりますが、「建築とは何か」という問いに対する答えが日に日によく分からなくなってきています。建築設計事務所と名のっておきながらこんなことなのですが、これが私の素なのでここから始めるしか仕方がありません。正直なところでは、何か物を作りだすという仕事でありながら、作りたい何かが目の前にはっきり見えているということはありません。街に出れば物が溢れ建物が乱立している、そういう風景を毎日眺めていて、ここに自分が作りたいもののイメージが沸いてこないのです。
ところで物質と精神は表裏一体、繋がっているものだとすると、私が見ている風景はどういう精神を表しているのでしょうか。かつては精神を支えていた宗教が力を失ってしまった無宗教の時代にあっては、物質ばかりが先走りし、もはや人間の精神はそこから遊離して抜け殻ばかりが溢れだしているかのよう。何かが飽和状態に達しているのか、きれいで美しいものがあっても、実際にはあまり欲しいと思えないのです。これは全く困った状態で、物質に支えられているはずの精神がそれとは全く別の次元にいってしまっているということなのでしょうか。
しかし人間も自然の一部、その人間の作り出す物質も自然の一部であって、決して自然と切り離して考えられるものではありません。そしてそこから生まれた物質に生活を支えられることによってまた健全な精神が育まれるのだろうと思います。
この矛盾をどうにか繋げることができないだろうか。この問いに対する答えを、ここから1つ1つを探していきたいと思っています。
(2010.09.25)



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